プロポーズは4回!アリスをテーマにナチュラルウェディング:麻布迎賓館(インタビュー)

2016.11.7 結婚式場

会社の辞令を受けて、2012年に上京してきた彼女。半年後に共通の知り合いの紹介で出会い、初対面で彼からアプローチ。その1?2カ月後に交際をスタートさせた。海外出張で忙しくなってしまった彼女と会える時間を確保したいと彼からプロポーズ。結婚式場を探す時には、彼は“立地”、彼女は“グリーンが見える景色の中で挙式をしたい”という条件で探して、最終的には麻布迎賓館を選んだという。ウエディングのテーマは『不思議の国のアリス』。スタイリッシュで統一感のある結婚式を行うまでの準備についてたっぷりと話をインタビュー&ご紹介する。

試着したら、理想の婚約・結婚指輪が見えてきた

―プロポーズは交際してからどれくらいたってからだったのでしょう。
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Maiさん(以下敬称略)
交際を始めて1年後に彼からプロポーズされました。私は小売り業の会社で働いていたのですが、アメリカに店舗を出店するという理由で兵庫県の姫路市から上京してきました。
交際スタート後に海外出張のために1週間、長い時には1カ月、日本を不在にすることがありました。そして1年後には、店舗勤務への内示が出たんです。
東京に来たばかりのころは本部勤務だったため、土日祝に休暇をいただいていました。その辞令が出たら、平日休みになりシフト勤務となれば夜遅くなる日も出てくることが分かっていました。それを彼に告げると「仕事をしていても、していなくてもどちらでもいい。でも、会う時間が少なくなるのは困る」と言われてしまって…。でも私にすれば、大好きな仕事を辞めるわけには行かなかったし、何より生活費を稼がないといけなかったのでそれを伝えました。すると彼から「じゃあ、結婚しない?」と何気なく言われたんです。

―それを聞いてうれしかったでしょうか。
Mai
もちろん、うれしかったんです。でもサプライズで指輪をプレゼントしてもらうようなプロポーズに昔から憧れがありました。だからそれから3回、合計で4回プロポーズしてもらいました(笑)。2回目はまた部屋だったので、サプライズのような形でしてほしいと伝えたんです。それで会社から部署異動の内示が出た後、すぐに東京タワーに連れて行かれておもちゃの指輪でプロポーズ。その後、ふたりで婚約指輪を選んでから、改めて4回目のプロポーズをされました。本当は海外映画で出てくるようなプロポーズのシーンみたいに膝をついてしてほしかったんです。でも東京タワーでプロポーズをしてもらった時にはうれしくってすっかり忘れてしまっていました(笑)。

―その後はどういう順番で結婚式まで至ったのでしょう。
Mai
2013年の1月にプロポーズをされて、2?3月に顔合わせ、式場探しを始めました。結婚が決まると、まずは婚約指輪を買おうという話になり、銀座の有名な路面店を巡りました。それまでジュエリーは好きだったんですが、高価なものを購入したことはありませんでした。でもいろいろな店をまわるうちに、自分の好きなものや似合うものがどんどん見えてきました。そして最終的にはティファニーとハリー・ウィンストンの2ブランドで迷いました。
最終的にハリー・ウィンストンの指輪にしたんですが、磨くとすごくキラキラと輝いたダイヤモンドが印象的で、そのまばゆさが決め手となりました。
その後、結婚指輪を探すことになったんですが、自分の好きなアンティークのものをオーダーすることにしました。素材はゴールドかピンクゴールド。ダイヤも一粒ではなくて、周囲に少しダイヤがちりばめられた形のものにしたいと思いました。そこでジュエリーをオーダーできる店として知ったのがケイ・ウノさん。
新宿店に出向いて、ジュエリーデザイナーさんにデッサンを描いていただいたのですが、実は店舗に「コレだ!」という指輪に出合ったんです。それで結局はそれを購入することにしました。彼はサラリーマンなので、ゴールドよりはプラチナがいいということでプラチナをセレクト。形や素材は異なるものでしたが、ミル打ちという特徴だけはお互いにそろえて、指輪を選びました。
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―それから結婚式を探されたんですね。
Mai
私は海外のラブコメディー映画が大好きで、よく観ていました。『Sex and the city』なんかでバラの花びらが床に敷かれているのなんかにすごく憧れていました。
そういう影響から、海外ウエディングのようにどうしてもガーデンウエディングをしたいという気持ちがありました。それでまずは私の方でインターネットや結婚情報誌『ゼクシイ』を購入して、緑が見える庭がある会場を探しました。そして絞り込んだ結果、いくつか会場名を彼に伝えると、立地を一番重視していた彼が「ココはOK。ココはダメ」と言ってくれてどんどん絞り込んでいきました。私は関西の人間なので、駅名だけではどの辺りかすぐに分かりません。でも彼はずっと東京の人なので、すぐに立地などがピンとくるみたいで…(笑)。そしてアニヴェルセル豊洲、表参道のセントグレイス大聖堂、麻布迎賓館、青山迎賓館を見学することに。

もともと麻布迎賓館が気に入って契約しましたが、途中で人数が入りきらないかもしれないことが判明。それで青山迎賓館の見学にも行きました。ステキな会場でしたが、ガーデンウエディングができないこと、主人が招待客として青山迎賓館での結婚式に何度か参列していたため会場変更には至りませんでした。

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―決め手はなんだったのでしょうか。
Mai
まず建物とお庭の雰囲気を気に入りました。彼が気にしていた立地も駅出口から徒歩3分ということでクリア。そしてガーデンウエディングができるということもポイントで、ようやく運命の会場を見つけることができたという感じでしたね。

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海外から取り寄せしてでも着たかったVera Wang

―結婚式場を決めたのはどれくらい前だったんでしょうか。
Mai
結婚式を行う5カ月くらい前でした。ちょうど結婚が決まった時点で退職する意思を会社に伝えていましたが、仕事をしながらだと大変だったと思います。もともとは季節のいい秋に結婚式をしようと話していたんですが、その年が埋まってしまっていて、翌年の春まで持ち越したくありませんでした。ちょうど数カ月前に妹が結婚式を挙げていたので、後で振り返ってみると内心焦っていたのかもしれませんね(笑)。
そういうこともあり、年内には挙げたいという話になり、6月と7月の仏滅なら空いているというのが見学時にプランナーさんと話をしている中で日程が見えてきたんです。

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―それで7月13日を選んだですね?親御さんはお日柄を気にされませんでした?
Mai
どちらの親もそこは気にしないということでした。夏ならまず夏割というものがあって、春や秋よりもリーズナブルな価格で挙げられました。さらに仏滅には仏滅割があるので最終的な見積金額は80万円ほど安くなりました。同じ会場で挙げるなら、せっかくだから少しでも安い方がうれしいじゃないですか。それに母はテレビで六輝に詳しい人が「結婚式は仏滅でも大丈夫」って言ってたのを聞いて、日取りを仏滅にすることが気にならなかったそうです。私たちとしてはリーズナブルな価格で満足のいく結婚式ができて良かったです。

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―その後、すぐにドレス選びを始めたのでしょう。
Mai
会場提携先のドレスショップ5軒に足を運びました。でもあいにく気に入るものがなくて…。ネットでウエディングドレスを検索していた時、先に見つけたのがカラードレス。
サイズオーダードレス専門店『Bridal Amore(ブライダル アモーレ)』さんで購入しました。ネット専門のドレスショップでしたが、郵送してドレスの試着ができるスタイルでした。ですからドレスを送付してもらい、試着して似合っていたので、カラードレスは『コレ!』とすぐに決まりましたね。もし着ない場合でも、送料の負担だけですむし、納得いくものが見つかったので良かったです。そして困ったのがウエディングドレス。気に入るものがなかなか見つからず困っていた時、“記念に”と思って銀座にある『Vera Wang』のドレスショップで有名どころのデザインを試着しました。Hayley、Ballerina、Dianaを着てみたら、Hayleyが気に入ってしまって……。

雑誌やネットなどで写真を見た時には何も思わなかったので、不思議ですよね。もうどうしてもコレを着たいと思ってしまいました。伊勢丹で購入したかったのですが、期間が短すぎてオーダーできませんでした。次に海外サイトをチェック。未使用で安いものを発見したのですが、振り込み形態に不安がありました。そしてようやく別の海外の方からサイズに合うものを見つけて輸入することになったんです。ドレス自体は安かったんですが、結局、送料と関税で同じくらいの値段になってしまいました。持込料もかかりましたが、自分が納得いくドレスを着ることができたので満足しています。

ドレスが到着後、麻布十番にある「プチレダ」さん(http://www.petite-leda.com/)でサイズを直していただこうと持ち込みました。でも試着してみるとサイズがピッタリだったので、お直しは不要でした。ただ、ふわふわな感じを取り戻したかったので、スチームだけかけていただきました。

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―会場の装飾がかわいいですが、テーマを設けたりしたんでしょうか。
Mai
小さなころから好きだった『不思議の国のアリス』をテーマに選択。好きな色のラベンダーカラーとピンクを中心にカラーコーディネイトをしていきました。
会場装花T&Gフラワー&デザインさんだったのですが、担当者のみなさん、すごくセンスのいい方ばかりでショップにあるアンティークな小物類を見ながら、どういう装飾にするか決めることができたので満足しています。
席次表などは両面印刷をして自分でクルクル巻くなど、ペーパーアイテムはほとんどが手作り。そのため、結婚式直前はかなり忙しかったので、トランプとひもを会場に持っていって、スタッフさんに飾りをお願いしました。でも、フォトブースにもこだわりたかったので、背景となるガーランドやプロップス、サインはDIYで準備しました。当日の飾り付けはやりたい雰囲気を写真で伝えて会場の方にお任せしました!

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―お料理はどんなメニューだったんでしょうか。
Mai
牛ヒレの入ったフレンチのフルコース。それにガーデンでデザートビュッフェをお願いして、こちらにもアリスのモチーフをちりばめました。粘土で作ったマカロンがあったんですが、私の母が間違って口に入れそうになったらしく「ビックリした」と笑われましたね。

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―最後に結婚式でこだわったこと、忘れられなかったことはありますか。
Mai
野外でのナチュラルなガーデンウエディングがしかったのですが、その理想のイメージ通りの挙式ができました。ゲストのみなさんにも楽しんでもらいたいと、細かいところまで気を配り、手作りしました。結婚式の直前は準備をするのが大変でしたが、満足のいく結婚式だったと思います。

結婚式当日、忘れられないのは新郎の父からのあいさつです。彼がバイク事故で大学時代にひん死の状態になったこと、なんとか回復して結婚式の日を迎えられたことに対する感謝の言葉。ゲストからもすすり泣く声が聞かれましたが、この話を聞いて改めて彼が生きててくれて、出会えて良かったと改めて思いましたね。家族や彼の大切さを再認識できた結婚式を無事に終えることができたので達成感でいっぱいになっています。
遠方から大切な人がたくさん来てくれて、みんなの笑顔を見た時に幸せな気持ちに包まれました。当日までは準備が大変だったのですが、がんばって良かったですね。

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▼Wedding Profile
挙式日時/2014年7月13日
挙式会場・パーティ会場/麻布迎賓館
食事/フレンチのフルコース(牛ヒレ肉入り)、スウィーツビュッフェ 衣裳/VeraWang Heyleyお色直しの衣裳/Bridal Amore  撮影/会場専属カメラマン ブーケ/会場専属T&Gフラワー&デザイン 装花/会場専属フローリスト
引出物/カタログギフト5000円+フィナンシェ(主賓)、カタログギフト3500円分+フィナンシェ(主賓など以外)※遠方から参列してくれる人が多かったため、郵送した
プチギフト/オリジナルミント(自分でアリスの白いうさぎ画をデザインして作成した)

■当日のスケジュール
7:00 ヘアメイク開始
8:30 ブライズメイド&グルームズメン リハーサル(新郎新婦不在)
9:00 チャペルで親族紹介(新郎新婦不在)
9:30 チャペルで親族写真
10:00 挙式開始
結婚宣言→退場&フラワーシャワー→
ブーケトス→集合写真撮影
11:00 披露宴開始
新郎スピーチ、来賓あいさつ(2名)、乾杯、ケーキ入刀、ファーストバイト、中座、中座中プロフィールムービー
(6分)、上映(お色直し後カラードレス、ブーケ写真など撮影)
再入場、テーブルフォトラウンド、新婦友人余興、デザートブッフェ、
花嫁の手紙、新郎父あいさつ、
新郎あいさつ、退場、
撮って出しエンドロール
14:30 見送り
15:00 終了

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BLESS編集部

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TOP画像出典: kikoli.sakura.ne.jp