結納って必要?顔合わせだけでいいの?地域によって異なる結納のしきたり完全ガイド

新郎は関東、新婦は関西と人の行き来が簡単な近年ではよくある事ですね!いざプロポーズをして結納を行うことになったけど、両家の親の言っていることが違い話が進まなかったり、「こんなことも知らないなんて非常識だ!」と結婚の話さえ危うくなるトラブルになり兼ねません。
結婚の話をスムーズに進める為にも、お互いの地域の結納について知っておくと便利ですよね☆そんな方たちの為に、地域によって違う結納についてまとめました。

2016.10.27 公開 2017.1.30 更新 お金・段取り
この記事を書いた先輩花嫁
nari

2015年にお気に入りの式場で挙式?花嫁さんのこだわりの結婚式にする手助けができるように頑張ります。

結納とは?

「結婚の約束」を公にするために行う、伝統的なスタイルの儀式です。
結婚の約束をした証として、両家の間で金品を取り交わし、婚約を確かなものにします。男性側にとっては、大切な娘を嫁に出す女性側の親に対し、誠意の気持ちを表す場にもなります。二人にとって、気持ちの上で大きな節目になり、また責任や覚悟を新たにする大事な式です。

結納の種類と方法

●正式結納

正式結納は、仲人が両家を往復して9品の結納品(目録)や結納金を届けるスタイルです。
正式結納はまず仲介人を立て、以下の順序で両家を行き来します。
?仲人は男性宅を訪問して口上を述べたあと、男性側からの結納品を受け取って退出する
?仲人は女性宅を訪問し、口上を述べて男性側からの結納品を渡したあと、女性側からの受書と結納品を受け取って退出する
?仲人は再び男性宅へ戻り、口上を述べて女性側からの受書と結納品を渡したあと、男性側からの受書を受け取って退出する
?仲人は再び女性宅へ戻り、口上を述べて男性側からの受書を渡す
?女性側は受書を受け取った後、仲人を酒肴で仲人をもてなして酒肴料としてお礼金を渡す

仲介人とは…
本来は男女が知り合うきっかけをつくり、縁談から結婚式、披露宴まで両家の間をとりもってまとめる役目の人の事を言います。
仲人は、見合いのときは「世話人」、結納では「使者」、挙式・披露宴では「媒酌人」と、それぞれの役割ごとに、違う呼び名で呼ばれる場合もあります。両家 のしきたりや考え方、意見の相違などの調整、相談役となったりしましたが、現代では恋愛結婚が主流で、本来の仲人の役割というのは殆ど必要なくなっていま す。婚約に立ち会う仲人の役割は二人の婚約の証人になることになります。

●略式結納

仲人を立てる場合と仲人を立てない場合があり、両家がどちらかの家やホテル、料亭などに、一堂会して結納を交わします。結納品(目録)の数も減らしライトなスタイルで、仲人を立てない場合は、新郎の父親が進行役となることが多いです。
儀式はを以下のような手順で進めていきます。
?結納品は床の間か台座などに置き、男性側は向かって右、女性側は向かって左に着席する
?男性側からの結納品を納める
?女性側が目録を確認して受書を渡す
?女性側からの結納品を納める
?男性側が目録を確認して受書を渡す
?婚約記念品を披露し、結びの挨拶の後祝宴に移る

結納品

目録(もくろく)…結納品の品名と数量を記載
長熨斗(ながのし)…のしアワビ。長寿をイメージ
御帯料(おんおびりょう)…結納金をいれる
末広(すえひろ)…白い扇。末広がりの繁栄を願って
友白髪(ともしらが)…白い麻糸。白髪になるまで夫婦仲良く
子生婦(こんぶ)…昆布。子孫繁栄を表す
寿留女(するめ)…スルメ。末永く幸せを願って
勝男武士(かつおぶし)…鰹節。男性の力強さをイメージ
家内喜多留(やなぎだる)…酒樽。家庭円満をイメージ
※9品、7品、5品など、2つに割れない奇数の品数で用意します。
7品目は9品目から勝男節と家内喜多留を省略し、5品目は7品目から寿留女と子生婦を省略します。

●関東式

結納品は9 品目が正式で、白木の献上台に、5?9品目をのせます。また、男女どちらも結納品を用意しますが、地域によっては、女性が2品少なくすることもあります。

●関西式

結納品9?11品目を1品につき1台の献上台にのせます。関東式にくらべ、飾りも豪華なのが特徴です。

結納の服装

服装はセミフォーマル以上、両家の格を合わせます。結納は改まった席なので、それなりに身なりを整える必要があります。現在では完璧な「正礼装(フォーマル)」で、というのは珍しく、「準礼装(セミフォーマル)」であれば問題ありません。また、結婚する女性のみ、結婚すると振袖は着ることができなくなるため、正装である「振袖」を着て出席する場合もかなり多いようです。いずれにしろ、いちばん大切なのは、参加する人の服装の格をそろえることです。例えば、本人同士と両親、また男性側と女性側の服装の格が違う…というような事態は避けましょう。必ず事前に両家で相談を行いましょう。

正装

仲人(男):紋付袴・モーニング
仲人(女):留袖
父:紋付袴・モーニング
母:留袖
本人(男):略礼服(ブラックスーツ)
本人(女):振袖

略装(準礼装)

仲人(男):略礼服(ブラックスーツ)
仲人(女):訪問着・付け下げ・色無地
父:略礼服(ブラックスーツ)
母:訪問着・付け下げ・色無地
本人(男):ダークスーツ
本人(女):訪問着・ワンピース


TOP画像出典: kikoli.sakura.ne.jp