高輪グランドプリンスホテル貴賓館で海外のようなウェディング?結婚式の実体験インタビュー

2016.4.15 結婚式場

彼が同じ職場へ異動したのを機に知り合い、交際をスタート。なぜか周囲からは「本当に付き合っているの!?」と声を掛けられたというふたり。付き合って半年後には、婚約指輪を買い、10カ月後にはめでたく婚姻届けを提出。アパレルブランドのPRをしていた彼女はプレスとしてイベントを運営した経験を生かして、プロデュース会社に依頼。高輪グランドプリンスホテル 貴賓館でまるで海外のようなウエディングを実現させた。そのスタイリッシュな結婚式当日までの流れについて紹介する。

最初から「結婚前提で」と言われたけれど、リアリティーはなかった

―彼とはどうやって知り合ったんでしょうか。

綾さん(以下敬称略)
前に広告代理店に勤めていた時、彼が私の所属部署に異動してきて知り合いました。上下関係が厳しいイメージのある部署からの異動だったので、“もしかしてコワイ人なのかな”なんて思っていました。でも話をしてみると、すごく気さくでした。それに1つ質問をしたら、10答えてくれる博識なところにも惹かれましたね。一緒に仕事をする機会が増えて、自然と彼との距離が縮んでいきました。やがて「結婚を前提に付き合ってください」と言われて交際をスタート。職場の人に何度か見かけられたこともあったんですが、なぜか周囲は「本当に付き合っているの!?」なんて半信半疑。2014年の2月に付き合い始めて、夏くらいには婚約指輪を買いに行くなど、交際から結婚までトントン拍子で進みました。

―婚約指輪を買うきっかけはプロポーズですか?

私が彼に「結婚をするつもりなら、婚約指輪がいるんだよっ」と冗談まじりに言ったら、すぐに買いに行こうという話になりましたね(笑)。まずは銀座にあるカルティエやティファニーなど、ジュエリーの王道と言われる路面店を巡りました。憧れのジュエリーブランドのハリー・ウィンストンも見たのですが、あまりに豪華過ぎて自分のライフステージにはまだ合わないと思って諦めました。

彼と一緒にいろいろ見に行っているうちに、凝り性の彼がダイヤモンドに興味を持ってしまってなぜか理由は忘れてしまったんですけど、一粒ダイヤじゃなくてパヴェにしようという話になりました。エターニティーもキラキラとした輝きがステキですが、もう少し抑えめの印象のものにしたいとパヴェを探していました。
そしてたまたま新宿伊勢丹の中にあるGraffに立ち寄ってみたら、“レガシー”に偶然出合ったんです。センターに0.5cのダイヤがあり、周囲にもダイヤがちりばめられているもので普段使いはせず、特別な時にだけ着けるようにしています。
実はサイズを直すために、ロンドンに一度送る必要があり、実際に受け取りまで2カ月近くかかったのには驚きましたね。

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―婚約指輪を選んだ後はどうしたんでしょうか。

交際してからちょうど1年後には福岡県にある彼の実家にあいさつに行くことになりました。その時に初めて結婚するんだなって実感が湧いてきました。
彼の親御さんたちはとてもいい方でなんだかホッとしたのを今でも覚えています。

―その後、会場探しを始めたんですか?

はい。彼の親族が福岡県から来てくださるので、最初は宿泊できる場所ということでホテルを検討しました。虎ノ門に新しくできた「アンダーズ東京」や東京駅近でアクセスのいい「パレスホテル」、食事のおいしかった「ペニンシュラ」、グランハイアット東京などで迷いました。

「アンダーズ東京」はとてもステキだったんでした。でも私の母が高所恐怖症だったので最上階にある最高のロケーションではあるのですが、せっかくの晴れの日にコワイ思いをさせるのは申し訳ないと諦めました。パレスホテルも良かったのですが、1年先まで予定がびっしり。翌年の4月、5月に2日間だけ空きがあったものの、急いで決めないと予約が埋まってしまうということで慌ただしいのは避けたかったので辞めました。

その次にレストランウエディングも考えたんですが、最終的には海外ウエディングに憧れがあったことから歴史のある洋館でウエディングをしたいと考えるようになりました。そこで候補に挙がってきたのが、小笠原伯爵邸や三井倶楽部などでした。

しっかりと歴史がある建物なら“作り物っぽい感じがしない”というのも選んだポイントでした。いろいろと調べていく中で高輪グランドプリンスホテル 貴賓館がすごくステキだと知り、見学に行くことにしたんです。

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―木月さんたちはプロデュース会社に依頼したんですよね?

見学に行って「ココしかない!」と確信。せっかくウエディングをするのなら、型通りのものにはしたくない。自分たちが納得するものにしたいという思いがありました。
そこでアパレルブランドのプレスをしていた時に空間やイベントのプロデュースをしていた“TRANSIT”のセンスの良さを知っていたのでぜひお願いしたいと思っていました。そこでインターネットで調べてみると、高輪グランドプリンスホテル 貴賓館で以前、TRANSITさんがプロデュースをした実績があると知り、ホテルのプランナーさんに確認。すると、「以前、やったことがあるので大丈夫ですよ」とプロデュース会社が入ることを快諾してもらいました。ホテルの方たちもすごくいい方たちばかりだったので良かったです。そしてナチュラルでありながら、華やかと品のあるウエディングを目指すことにしました。

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―その後、どうやって結婚式の準備を進めていったのでしょうか。

まずは三者で顔合わせをしてあいさつ。すぐに招待状を作らないといけないという話になりました。10月に挙式予定だったので、7月末までには送付しないというスケジュールが判明。すぐにTRANSITさんと打ち合わせをしました。

これまでのふたりの経歴や出会いなど、ふたりを知ってもらうためのヒアリングがされました。実は彼、大学時代にカメラマンとしてセミプロのような形で活動をしていたことがありました。その話を聞いて、ぜひ招待状には彼の写真を使ったものにしようという話になり、彼が撮影した作品をふんだんに使ったものにしました。

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―ちなみに前撮りをされたようですが、いつ撮影されたんでしょう。

9月上旬で季節のいいころでしたね。2週間に1度、2時間強、TRANSITさんと打ち合わせをしていく中で“Littleromance”というテーマが決まりました。
確かそういう洋画があるんですが、私たちのウエディングのイメージがそれに近いということで提案をいただき、決定しました。

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―ウエディングドレスはVera WangのHayleyにされたんですね。

式場併設のドレスショップや表参道にあるトリートドレッシングなど、いろいろなドレスショップを10店舗ほど巡りました。最終的にはアシンメトレーなスタイルが気に入って、Hayleyをチョイス。実は、購入しようと思って試着をしていたんですが、購入してから納品まで半年かかるということで判明したので購入するのを諦めて、お譲りがないかを探しました。MARRYMEREGINAさんで無事に見つけた時にはホッとしました。カラードレスはケイタマルヤマさんもステキで、いろいろと悩んだのですが、Micie.総レースのマーメイドを選びました。

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―結婚指輪はTifanyのものにされていますが、どう選びましたか。

重ねづけも意識したのですが、婚約指輪は普段使いしないつもりでいました。だから、結婚指輪も少しキラキラしたものがいいかと思ってダイヤのものを選びました。

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―食事はフレンチのコースだったようですが、ゲストに好評だったメニューは?

舌平目のパヴェ仕上げがとてもおいしかったと言っていただけたのでうれしかったです。新婦はあまり食べられないイメージがあるかもしれませんが、私の場合、結構食べる時間がありましたので1つ1つ、きちんと味わうことができたんですが、おいしかったですよ。ちなみにウエディングケーキやブーケはPinterest(ピンタレスト)や『VogueWeddding』『エル・マリアージュ』などを見て、そのイメージを会場担当者の方に伝えて、忠実に再現してもらえたので満足しています。ブーケでは「具体的に何ミリくらいでイメージされていますか?」なんて結構、細かいイメージも確認してくださいましたよ。

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―結婚準備期間は少し短かったように思いますが、大変ではありませんでしたか。

確かに短いかもしれません。でもそれよりもいろいろなものを自分たちで選んでいくプロセスそのものが楽しかった。ですから大変ではなかったんです。
飛行機でも移動しやすく、ロケーションも良く、貴賓館のイメージもピッタリ。TRANSITさんのプロデュース力とホテルの方とのスムーズな連携のおかげで納得のいく仕上がりのものになりました。チランジアや流木をテーブルに置いたり、私の好きなテイストのピンクやブルーなどのロマンチックな世界観、高砂に金魚を飾るなど、好きなものにたくさん囲まれつつ、全体コーディネイトがうまくいったので良かったです。

―ウエディング当日忘れられない思い出と、先輩花嫁としてメッセージがあればお願いします。

屋外のプールがあり、抜けのあるチャペルがまるで海外のようでステキでした。ただ、前日~当日の朝が雨で、屋外で挙式ができないと言われて、落ち込んでいました。
でも準備の途中で雨が上がり、急きょ屋外の会場で挙げられることに!結婚式は私たちにとって人生最高の思い出になって良かったです。一切悔いはないので、みなさんもやりたいことがあれば妥協せずに納得するまでがんばってください。

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木月康雄さん&綾 ご夫妻

▼WeddingProfile

挙式日時/2015年10月16日
挙式会場/高輪グランドプリンスホテル 貴賓館
パーティ会場/高輪グランドプリンスホテルさくらタワー東京
食事/フレンチのコース
衣裳/VeraWang「hayley」
お色直しの衣裳/Micie.総レースのマーメイド
シューズ/JimmyChoo
結婚指輪/Tiffany
婚約指輪/Graff
プロデュース/TRANSIT 種村裕美さん
撮影/渡辺一城さん
ブーケ・装花/faver
引出物/バーニーズのカタログギフトとお菓子の詰め合わせ(親戚)、上野焼き(新郎の出身地の郷土品/新郎の目上の方へ)、MARKS&WEBのハンドクリームとボディソープのセット(女性ゲスト)、靴磨きや葉巻のセット(新郎の友人ゲスト)
プチギフト/紅茶の詰め合わせ(海外の紅茶をアクセサリーポーチに入れてプレゼント)

■当日のスケジュール

9時 TRANSITのスタッフ到着
9時半 新婦/お支度スタート
10時15分 新郎/お支度スタート
11時 新郎・新婦 写真撮影開始
12時 両家親族控室への入室開始
12時15分 新郎・新婦会場チェック
12時15分 挙式リハーサル開始
12時35分 親族紹介
12時45分 親族写真撮影
13時 挙式スタート
13時20分 集合写真撮影
13時30分 来賓用控室入室開始
14時20分 披露宴開始
オープニングVTR、ウェルカムスピーチ、主賓あいさつ、乾杯、プロフィール紹介
テーブルラウンド、ブーケプルズ、記念品贈呈など
16時50分 新郎・新婦退場、送賓


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asami

元ウェディングプランナー。ウェディングの世界観が大好き!結婚式をする人がみんな世界一幸せな1日を過ごせるようお手伝いします。


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